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2020年7月1日水曜日

cannot VACUUM from within a transaction

センサーログのスクリプトを10分単位で動かしていましたが、試しに1分単位に動かしてみたところ、意外なところで想定外になってしまったようでグラフの表示やら、日時でテンポラリからストレージに移動しているスクリプトが動いてなかったり。
単純にデータ量が1日当たり144件から10倍の1440件になるので、どこかでおかしくなるかとは思っていましたが、それでも想定外でした。

Jul  1 02:03:01 rasp4b4g CRON[9173]: (root) CMD (/usr/local/sbin/savetosd.py)
Jul  1 02:03:01 rasp4b4g CRON[9164]: (CRON) info (No MTA installed, discarding output)

cronのログはsyslogにキックしたログはありましたが、エラーの出力は無い様なので、実際に動かしてみました。(メール設定をしていればエラーがメールで飛んでいく設定を作れるから設定しておいた方が良いかも…)

pi@rasp4b4g:~ $ sudo python3 /usr/local/sbin/savetosd.py
cannot VACUUM from within a transaction

VACUUMでエラーが出ているようです。
ググってみると、トランザクション中にVACUUMを行うとエラーが発生することがあるらしいのでスクリプトを確認してみると…
  1. テーブル間のデータコピー
  2. テンポラリテーブルのデータ削除
  3. VACUUM
  4. commit()
なんで、commitする前にVACUUMさせていたのかは謎ですが、今までVACUUMはトランザクションに影響しないというより、暗礁のcommitが行われてしまうものだとばかり思っていましたが、そうではなくトランザクションとして処理していてバッファが足りなくなったらしっかりエラーを吐き出すようですね。
  1. テーブル間のデータコピー
  2. テンポラリテーブルのデータ削除
  3. commit()
  4. VACUUM
という順序に入れ替えて実行してみると処理が通るようになりました。
グラフの表示が崩れていたのも、正常に戻ったので、グラフ表示させているスクリプトでテンポラリ内のデータが1日以上になってしまうと都合が悪い作りになってるようですね…





関係がありそうなインストール済みのパッケージ
libsqlite3-0:armhf                    3.27.2-3                               armhf        SQLite 3 shared library
php-sqlite3 2:7.3+69 all SQLite3 module for PHP [default]
php7.3-sqlite3 7.3.14-1~deb10u1 armhf SQLite3 module for PHP
libaprutil1-dbd-sqlite3:armhf 1.6.1-4 armhf Apache Portable Runtime Utility Library - SQLite3 Driver
libqt5sql5-sqlite:armhf 5.11.3+dfsg1-1+rpi1+deb10u3 armhf Qt 5 SQLite 3 database driver
スクリプトのpython3上でバージョンの確認
pi@rasp4b4g:~ $ python3
Python 3.7.3 (default, Dec 20 2019, 18:57:59)
[GCC 8.3.0] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import sqlite3
>>> sqlite3.sqlite_version
'3.27.2'
>>> exit()

2020年6月24日水曜日

passwd

理想はすべてのアカウントパスワードはある程度の強固なもので、それぞれ違うものをきちんと設定すべきです。

が、

一つ二つならまだしも、手持ちのデバイスが増えるにつれ、正直管理なんてできません。
実際は、使用用途によっていくつか決まったパスワードを使いまわすことが多いいわけですが、Raspberry piにターミナルでログインするたびに、パスワードを設定しろとしつこく表示されるのでパスワードの設定をしようとしてみると、

Bad: new password is too simple

と表示され、変更できず。複雑なパスワードにするべきなのはわかってはいるんですけどね。

何とかしたいので、管理者権限で

$ sudo passwd pi

とすれば、確認のパスワードも必要なく、パスワードチェックもされません。

忘れそうなのでメモメモw

2018年10月9日火曜日

i2cデバイスのアドレス確認

必要なパッケージ
i2c-tools
なければsudo apt-get install i2c-toolsでインストール

コマンド
i2cdetect -y 1

pi@rasp3b:~ $ i2cdetect -y 1
     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  a  b  c  d  e  f
00:          -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 3f
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- 76 77

i2cに接続されているアドレスが表示されるので、接続前と後で見比べればどのアドレスに接続されたかわかる。

参考というか元ネタ
http://robocad.blog.jp/archives/729192.html